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いるま元気塾(第2弾)第3回講座を開催しました

いるま元気塾(第2弾)・第3回講座が平成5年10月14日、14時からイルミン活1で、講師として東京家政大学健康科学部看護学科教授の藤井かし子先生をお迎えして開催されました。参加者は全部で17名(うち、講師1名、まちサポ3名)でした。

先生の講座は、1.自己紹介 2.暮らしを構成するもの 3.社会参加のイメージ 4.フレイルとフレイル予防、5.足を大切にしよう 6.まとめ の順に進められました。

貝原益軒は、84歳まで長生きしたが、当時、江戸時代は40~50才が寿命だった。益軒は儒学者として「養生訓」を残し、「老いの一日、千金に値する」と述べたといわれる。

先生の自己紹介として、日本と米国の正看護師、介護支援専門員、フットケア指導師、ピアノ、カポエイラ(ブラジルの格闘技)などを体験してきたそうだ。現在の関心ごととして、忍者の生活、戦国と江戸時代、お茶など。研究テーマとしてフットケア、ボランティアで路上生活者支援を行っているとのこと。

<地域> 2~3km圏が一般的に地域といわれる。人は一人では生きられない。地域の中で人とのかかわりの中で、見守られ、支えながら暮らしている。

<暮らしを構成するもの> 生命を維持する身体活動、身体活動を維持するため価値観、夢、希望が大切。いきるのに必要な身体機能、人間の基本的ニードを考える。足踏み、体操。

<日本は高齢者にやさしい社会か> 年金は下がり、税金は高くなる。在院日数は短縮。電気代、食品の値上げ、IT社会の複雑さ、災害と環境問題、世界情勢の変化

平均寿命に比べて、健康寿命は10年短い。

孤独と死亡リスクの比較 孤立1.9倍、喫煙1.6倍、過度の飲酒1.4倍、肥満1.2倍

ネットワーク なるべく多く知り合いをつくる。 社会につながると自分も幸せになる。オキシトシン つながりのホルモン

ボランティア 地域活動で寿命が延びる 地域包括ケアシステム 地域共生社会

難しくなってきたら、人に聞く、人に頼る・・・・

という様々なお話がうかがえた。

 

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