<入間には>
入間には夫の転勤で奈良県から埼玉県所沢市に移りました。主人の勤務先が飯能で、私の勤務先(化粧品の会社で初め事務担当でしたが、その後販売担当となり20年ほど働いていました)が所沢でしたから地理的に中間の位置にある入間市に昭和57年に移ってきました。新久の借り上げ社宅に4年いましたが、社宅の期限が過ぎたため現在の東町家を購入して転居いたしました。
<取り組んでいる活動>
「入間市ごみに花を咲かせる会」で正しいEMの普及活動、会員相互の情報交換、指導員等の養成、EM活用技術の向上に仲間と取り組んでいます。EMとは、Effective Microorganismsの略称で、有用微生物のことです。
自然界にある好氣性と嫌氣性の微生物を特殊な技法で共存させた複合培養液で、主なものとして、光合成細菌、乳酸菌、酵母菌、発酵系糸状菌、放線菌などです。善玉菌のEMによる「ぼかし」(米ぬかのこと)、「液肥」、「米のとぎ汁発酵液」を毎日の生活に役立て、生ごみ堆肥化リサイクル、花壇づくり、自然農法菜園、河川の浄化活動などの環境浄化を実践し、環境にやさしい暮らしをすすめる活動をしています。
隔月に情報を伝たえる目的に会合を開催しています。毎回10人ほど集まります。狭山市に事務局が設置されていて入間は下部組織です。初め私たちが市民グループを立ち上げてそれが発展して上部組織となりました。微生物を糠の中に混ぜて、1ヶ月ぐらい寝かせれば使用できるが、半年ぐらい寝かせれば非常にいい働きをするようになります。生ゴミとぬかの微生物を密閉容器に入れておくと、だんだん分解され、発酵してきますが、これを畑の土に混ぜると1ヶ月ぐらいすると土に帰ります。ここに野菜を植えると野菜がよく育つ。化学肥料を使わない無農薬野菜ができます。出来た野菜は家庭で食べますが、ご近所の方にも食べていただき喜んでいただいています。主にキュウリ、トマト、トウモロコシなどを作っています。じゃが芋、玉葱も上手に出来るようになりました。
<活動に取り組んだきっかけ>
このEM菌は、有用な微生物を研究していた琉球大学の先生が発見した菌。EM菌に興味と関心を持ちました。EM菌を購入して何度も試してみましたが失敗もありました。それは、空気中の雑菌が繁殖してしまい使い物になりませんでした。ある時、開発した先生の講演を聞きに行き密閉した容器を使用していることを知りました。密閉した容器を使用したら雑菌が繁殖せず、発酵が行われるようになりました。
夫が休日には活動を共にしていましたが、定年になった夫が熱心に活動するようになり、今では夫の方が活動の中心になっています。
<趣味>
EM菌を利用した花づくりとそのお花を生けることです。また、パソコンにも興味があり画面にむかっている時間が多くなりました。絵画鑑賞もよくします。好きな画家や絵画の展示会があと都心まで出かけて行きます。運動が好き(とくにジャズダンスに取り組んでいました)でしたが、膝を痛めたのでヨガやストレッチを30分ぐらい日課にしています。健康第一です。
<入間市の好きなところ>
愛宕公園、彩の森、けや木通り。金子の円照寺のハス。入間市は、夫が定年になってから身近に感じ始められました。
<将来の夢>
生ゴミを燃やすのではなく、宝となるよう、何方でもリサイクルできるようになって(勿論、大量には行政の仕組みもでき)乾燥して減量したものを花壇に入れたり畑に入れたりできるようになること・・・。